ロータリーは1905年2月23日アメリカ合衆国イリノイ州シカゴにて青年弁護士ポールハリスが3人の友人(石油商のシルべスターシール、鉱山技師のガスターバスローア、及び洋服商のハイラムショーレー)との会合を持ったのがはじまりです。
ポールが考えていたのは、事業関係で付き合いのある者同士の親睦を図る事でした。会員の職場で輪番に会合を開いたことから、そのクラブはロータリーという名称をつけました。従ってロータリーの当初の土台は親睦でした。ところが当時のシカゴは貧困と暴力、麻薬と疫病、無法により、世の中がすさみきっていました。
そこで自分達だけでも、お互いに信頼しあい助け合い、倫理と道徳に適った方法で職業を遂行していこう、そして利益の一部を困っている人達への奉仕に振り向けようと考えました。こうして他人に対する奉仕という考えがロータリーの特徴になりました。こういう考え方がまもなくロータリーの綱領として結集しました